こんにちは〜
溶接マスクの溶子先生です
はい、17番。
少し長めの曲ですが、16番よりは弾きやすいです。
この曲では「左手の伴奏」を練習します。
左手の赤線のところ、「みそみそ〜」ですね。
っていうか、最後まで「○そ○そ〜」の連続ですね。
これは左手の伴奏パターンとして非常に多いパターンですが、絶対に頭に入れておきたいことがあります。
それは
「1の指のソを大きく弾かないこと!!」
これはもう本当に初心者に限らず、毎日レッスンで指摘する部分です。
1の指って力持ちに加えて他の指と違って横向きについてるんですよ。
なので基本的に指の動き方が違うんです。
手をグーにして握ってみて下さい。
親指だけピアノを弾くときの指の向きが他の指と違うのわかりますか?
内側に入っちゃう。
親指だけ「普段の生活の中で使う指の動きとしては不自然」な動きをします。
なので、親指は実はコントロールがしにくいので、
指を動かすというよりは、手そのものの重みをかけて音を出してしまう
ということがとても多いのです。
親指のコントロールには時間がかかります。
でも初歩の段階からいつも意識してやってると数ヶ月後は全然違うものになります。
とりあえずは「ソの音は大きくならないように」だけでも気にしながら弾いて下さい。
それにソの音は弱拍ですから、「みそみそ」と弾いてしまうとしゃっくりのように聞こえてしまいます。
さて、次右手。
右手の水色の部分と黄色の部分を見ると何か気がつくことはありますか?
「音が同じ!」
そう。
音が同じで、音の長さが黄色の部分はちょうど半分になっていますね。
そしてそれに伴って左手も「ふぁそふぁそ」が「ふぁそ」と一回になっています。
ぎゅっと縮小された形になっています。
そうすると動きが出る印象になります。
ここをちょっと感じ取って弾くと素敵です☆
今回の動画はいつもの♩=88 の速さと ♩=108という二種類を収めてみました。
速さが変わるだけで印象が変わるのを聞いてみて下さい!
そしてメトロノームを上げて少しづつ108に近づけるようにしてみよう!