こんにちは〜
溶接マスクの溶子先生です
はい、26番
まず曲を弾くときには最初を見なければなりません。
情報が最初にいっぱい詰まっています。
26番は赤線で囲ったところに「Moderato」と書いてありますね。
これはイタリア語なのですが、ほぼローマ字の読み方で読めちゃいます。
ピアノのほとんどの楽語(がくご)はイタリア語です。
モデラートと読みます。
これは「中くらいの速さで」という意味です。
非常に困るあいまいさ。
この曲を聞いた人が
「遅いとも思わないし、はやいとも思わないな?」
くらいが正解です。
これがね、せっかちな子供の場合は普通の感覚がすでに速いのです。
なのでやっぱり聴いた人の感覚に合わせた方がいいと思います。
青丸の所は「音が飛び出しやすい」ところです。
どうしても3つ伸ばした後の1つは気合いが入って強くなりがちなのですが、気合いを入れるところじゃないので、どうか大きくしないで下さい。
そして黄色で囲った所はほぼ例外なく「止まってしまう」ところです。
黄色のところまでは、左手は長い音符が続くのでついつい油断してしまうんですね。
そして気が付いたら
「うわ!4拍じゃなかった」
と、その場になってから慌てて止まってしまうことが本当に多いです。
常に一歩先を考えながら弾くようにしましょう。