こんにちは〜
溶接マスクの溶子先生です
はい、30番。
どんどんやることが増えてきました。
この赤丸で囲ったかたまりの共通点はわかるでしょうか。
「音の並び方が同じ」
というかたまりです。
階段に乗せてみましたよー
「とん・とん・とん、」と一段づつ上っていって、一段抜かしで降ります。
この形は赤丸のところ全部同じです。
「どれどれ・・・」と確認してみて下さいね。
ほんとですから!
このように、同じ音形でくり返されることを専門用語で「ゼクエンツ」と言います。
それから青い丸のところ。
ここが皆さんよく間違えます。
どのように間違えるかというと、
レファミレなのに、レミファレって弾いちゃう!
これは致し方のないことなんです。
なぜなら曲の最初が「ミファソミ・レミファレ」と始まっていますから。
当然青い丸のところも、その前に「ミファソミ」と来られたら「レミファレ」って思い込んでしまうんです。
なので、ここはちょっと気をつけてあげましょう。
うちの生徒の中には「罠だ!」という子もいました。
ちがいます。
そしてこのゼクエンツが上行しているのか、下行しているのかも意識すると音楽的な演奏に近づく第一歩となります!
例えば1段目は赤丸3つありますが、赤丸ごとに音が下がっていますよね。
この時、下がっているということをちゃんと意識して下さい。
具体的に何すればいいかと言われると、4小節目に向かって「階段を降りて行く」という感覚を持って弾いてもらえればいいのですが、あからさまに「音を小さくしていく」まではしなくていいです。
ただ、この意識があれば、赤丸3つ目あたりで「不用意に音がデカくなる!」ということが避けられるんです。
特に3つ目の赤丸は「1の指」からスタートするので大きくなりやすいです。
それから2段目の最後に「ここからフレーズが始まる」と書いてあるところは、4拍目のミから次の文章が始まります。
決して、ミを弾いた後に音を切らないで下さいね!
どうかお願いします