こんにちは〜
溶接マスクの溶子先生です
はい、35番
左手の方に真ん中のドより下の音が出てきました。
青い線で囲ったところです。丸とか四角とか。
今度は下の加線を使います。
ヘ音記号で書くと同じ音の場所でもこのような表記になります。
それから赤い線で囲ったところも見てみましょう。
sempre legato と書いてありますね。
せんぷれ れがーと
と読みます。カタカナでよかったか。
sempleの意味・・「常に・いつも」
legatoの意味・・・「なめらかに」
とてもよく出てくる楽語(音楽で使われる用語)です。
semple単体で使われることはなく、ほかの言葉と組み合わせて使います。
この35番では
semple legato (ずっとなめらかに弾こう)という意味になります。
例えば他には
semple forte センプレ フォルテ (常に強く)
semple piano センプレ ピアノ (常に弱く)
sempre con pedale センプレ コン ぺダーレ(常に右のペダルを踏む)
こんな使い方をします。
ちょっと違う話になりますが
Ti amo semple ティ アーモ センプレ
いつもあなたを愛しますとか!
素敵。
是非イタリア人の恋人ができたら使ってみてください。
さて、だんだんと音の数も増えてむずかしくなってきました。
もうこれから先は片手練習必須です。
両手がある程度弾けるようになっても片手づつの練習は続ける
なので片手づつを先週やって、両手を今週レッスンくらいが1番丁寧に弾けています。
油断して「もう両手弾けるから」と片手練習サボった週はすぐにわかります。
理由を話すと長くなるので今回は避けますが、とにかく片手は1回づつでもいいので弾いてください。手というよりも「ピアノ脳」にするための左右の分離のために必要な工程なのです。
今回の動画は2種類の速さの演奏の他に片手づつの演奏もいれてあります。
もちろん最初は右手で右手パートを聞きながら弾くのはよいのですが、慣れてきたら左手パートを聞きながら右手を弾いてみてください。(逆もね!)
バイエル35番(♩=88 & ♩=108 ) +片手練習付き