こんにちは〜
溶接マスクの溶子先生です。
今回からずっと両手です。
「え?いきなり3番から?」
と思われるかもしれませんが、
実は
1番が「右手の変奏曲」 2番が「左手の変奏曲」
だったんですね。
というわけで3番
両手の楽譜は赤枠のように、上下二つの楽譜をまとめたような表記になります。
専門用語でいうと「大譜表」(だいふひょう)と言います。
右手が上、左手が下の方を弾きます。
よく勘違いされるのが
ト音記号が右手、ヘ音記号が左手で弾く
と、思われがちなのですが、そうではないです。
ト音記号、ヘ音記号の使い分けは鍵盤の場所をいちばん見やすい方法で書かれてあるだけなんです。
この3番はどちらもト音記号。
見やすい 見やすい
それから最後の青枠のところにある黒い塗りつぶされた四角は
「全休符」と言います。
一小節全て休みという記号です。
「なぜ休みなのにわざわざ書いてあるの?」というと、先生と弾くときの先生パートが生徒さんより1小節多いからなんですね。
ただそれだけ。
深い意味はありません。
それからこの3番のように
両手とも同じメロディーになっているものを
ユニゾン
と言います。
ユニゾンという言葉はピアノにかぎらず、歌でも他の楽器でもよく使われる用語なので覚えてしまいましょ。
動画は3番の演奏のあと、先生パートと続いてますので
よかったら合わせて弾いてみてね。
《おまけ》
1オクターブ下げてた楽譜はこちらです。
この場合は右手がト音記号、左手がヘ音記号。
右手の最初のドの位置は真ん中のドです。