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バイエルを独学で弾きたい!

独学でピアノを弾いてみたい!ピアノには興味あるけどわざわざ習いに行けるほど時間もお金もない!習うまではいかなくてもちょこっとピアノかじってみたいな・・なんて方達のためのブログです。基本的な楽譜の読み方、リズムなどをお伝えしていきます!

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バイエル28番(主役と脇役の音を弾き分けよう!)

こんにちは〜

溶接マスクの溶子先生です

 

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はい、28番

キレイな曲ですネ〜

個人的にはこういうハーモニーの美しい曲大好物です

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張り切ってたくさん印つけてしまったので見づらくなってしまいました。

 

元はこんなのです

ビフォア→アフター

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ピンクビームは「6度」

青ビームは「3度」です。

 

「6度ってなんだっけ?」と思った方はもう1度こちらで復習です

 

yoko-bayer.hatenablog.jp

 

11番でも6度が出てきましたが、この6度のハーモニーってなんとなく

「気持ちいいな♡」と思いませんか?

これが気持ちいと思えたらとてもハッピーなことで、28番の練習もグンと楽しくなるというものです。

そしてピンクビームの6度が続いた後、ふっ・・と青ビームの3度にさりげなく変わるところが結構シビれます。

青ビームは音が離れていますが、単純に「レとファ」なので3度のハーモニーと考えて大丈夫です。

 

それからこの曲は「隠れメロディーのオンパレード」です。

隠れメロディーってなんだっけ?という方はこちら

 

yoko-bayer.hatenablog.jp

 

28番くらいになると、もう「隠れ」でもなんでもなくメロディーなんですけどね。

全部の拍がメロディーとなっているわけではないので一応「隠れメロディーカテゴリー」ということにします。

ここのハーモニーを楽しく味わうためには、

ビームで結ばれた音だけを弾く練習をするのがオススメです。

そして指も耳も慣れてきたらソを入れて弾いてみましょう。

そのときに決してメロディーの音の邪魔にならないようにしてください。

主役を引き立ててあげます。

ソは脇役です。

脇役が出しゃばったら主役はかすんでしまいます。

 

それから赤い線で囲ったところ

ここは次の段に移行するのにとても「自然なつなぎ目」となっています。

よく段が変わるときに、「手の都合」で止まってしまう方が多数いらっしゃるのですが、一休みしていい場所ではありません。

 

一休みしていいのは曲が終わってからです。

どうか最後までなめらかに弾ききって下さい。

 

 


バイエル28番(♩=88 & ♩=108 )

 

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バイエル27番(左右ブレスの位置がちがうよ!)

こんにちは〜

溶接マスクの溶子先生です

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はい、27番

 

ちょっと冒頭を印をつける前と印をつけた後を見比べて見ます。

スラーに色をつけてみました。

 

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だから何?

 

と思われましたか?

 

27番のむずかしい所は

左右のブレスの位置がちがう

ということです。

 

これは1人でやっていると本当に気がつかないところです。

これをやっている段階でここまで見れる人は私の記憶の中では多分いません。

 

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左手(青線)がスラーなのに、右手(赤線)がその途中で切れている場合、

右手に合わせて左手も一緒にブレスするか

左手に合わせて右手も一緒にブレスしないか

このどちらかになります(98%の確率)

 

正解は

左手はスラーで切れ目なしに弾くけど右手はブレスの位置でちゃんと音を切る

です

 

ここがピアノのむずかしい所第1歩で、決して左右で違う音を弾くのが難しいのではなく、

「意識を分ける」のがむずかしいであります。

 

あまり初歩の段階から突き詰めてゴリゴリやると進めなくなってしまうし、

はっきりいって「いやになる」ので全て厳密に守らなくても大丈夫です。

 

ただ、現場ではこういうことは指摘します。

すぐできてしまう子とできない子はいますが

できなくてもとりあえず「挑戦してみる」ことによって、「こういうスラーも守るもんなのか」とうっすらと記憶の片隅に残ってくれることはあります。

 

ほんとに少しづつ少しづつ・・・

「ピアノ脳」を育てていくのであります・・

 


バイエル27番(♩=88 & ♩=108 )

 

 

   

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バイエル26番(モデラートは中くらいで!)

こんにちは〜

溶接マスクの溶子先生です

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はい、26番

 

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まず曲を弾くときには最初を見なければなりません。

情報が最初にいっぱい詰まっています。

 

26番は赤線で囲ったところに「Moderato」と書いてありますね。

これはイタリア語なのですが、ほぼローマ字の読み方で読めちゃいます。

ピアノのほとんどの楽語(がくご)はイタリア語です。

モデラートと読みます。

 

これは「中くらいの速さで」という意味です。

 

非常に困るあいまいさ。

 

この曲を聞いた人が
「遅いとも思わないし、はやいとも思わないな?」

くらいが正解です。

 

これがね、せっかちな子供の場合は普通の感覚がすでに速いのです。

なのでやっぱり聴いた人の感覚に合わせた方がいいと思います。

 

青丸の所は「音が飛び出しやすい」ところです。

どうしても3つ伸ばした後の1つは気合いが入って強くなりがちなのですが、気合いを入れるところじゃないので、どうか大きくしないで下さい。

 

そして黄色で囲った所はほぼ例外なく「止まってしまう」ところです。

黄色のところまでは、左手は長い音符が続くのでついつい油断してしまうんですね。

そして気が付いたら

「うわ!4拍じゃなかった」

と、その場になってから慌てて止まってしまうことが本当に多いです。

 

常に一歩先を考えながら弾くようにしましょう。



バイエル26番(♩=88 & ♩=108 )

 

 

  

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バイエル25番(音の広がりを感じよう!)

こんにちは〜

溶接マスクの溶子先生です

 

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はい、25番

両手のハモり具合がとてもキレイな曲です!

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赤い線で印をつけていますが、これは「左右の音がはなれて行くよ」という意味で印をつけました。

 

印がついていない部分は同じ動きになっていますよね。

左右下がったり、上がったり。

 

赤の印のところは「フワ〜」っと音が広がっていく気持ちで弾いて下さい。

あからさまに大きくとかはしなくていいですが、「フワ〜」といい気持ちで広がることができたら、次の右手のソにスムーズにつながります。

 

そうなんです。

 

この広がりは右手のソに向かって弾くのです。

 

目的地が見えている演奏は自然で音楽的になります。

 

初歩の段階からそんなこと考えなくてもいいのでは・・・と思うでしょうか?

 

私は初歩のやさしい曲からこのような意識で弾くと、楽しいと思っています。

 

むずかしい曲だけしか、音楽的に楽しめない・・・というのはちがいます!

 

あまりゆっくりだと流れが止まりやすくかえってむずかしいので、やはり♩=108くらいで弾けるようになるのがおすすめです。

 

 


バイエル25番(♩=88 & ♩=108 )

 

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バイエル23番&24番(この曲はセットでやろう!)

こんにちは〜

溶接マスクの溶子先生です

 

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今回は23番と24番まとめて。

なぜまとめるかというと、この2曲はとても似ているからです。

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赤いところは全部同じです。23番も24番も。

23番は右手に赤いところが出てきます。メロディーですね。

24番は左手に赤いところが出てきます。左手メロディー。

 

このように同じような曲はセットでやると良いです。

なぜかというと、聴き比べて判断しやすいから。

 

ポイントは24番なのですが、23番で弾いた右手のメロディーが、24番でも左手で同じようにスムーズに弾けるかな?ってところなんです。

左手はメロディーに慣れていないので、ぎこちなくなりやすい。

そこで、自分の右手をお手本にするわけです。

 

独学ならこういうことがなおさら大事。

 

弾くのももちろん大事だけど、聴くスキルも同時にあげなきゃならんのです。

 

さて次に青い点線で結んだ線に注目。

なぜ結んだかわかりますか?

ここは、両手とも1音づつ上がっているんです。

おそろいで仲良く並んで、キレイにハモって3小節目に向かっています!

いいですよね!

キレイ。

 

そして4小節目でさりげなく段々小さくして、また次の段にいってまたハモりながら上る!

で、3段目で場面が変わって、また4段目で元に戻る。

 

まとまりのある可愛い曲です。

 

この曲は交互に練習するのがオススメです。

 

 


バイエル23番&24番(♩=88 & ♩=108 )

 

 

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バイエル22番(音をかたまりで考えよう)

こんにちは〜

溶接マスクの溶子先生です

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はい、22番

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「ドミソミ」がいっぱいありますね!

いっぱいあるからまとめちゃいました。

実はこの作業大事なんです。

なぜなら頭の中が整理されて弾きやすくなるから。

それとこの整理するクセをつけておくと譜読みも早くなります。

 

音を1つづつ追うのではなく「ドミソミ」のかたまりでセットにしちゃってくださいね!

なんていうのかな。

言葉にすると、一文字づつだと意味を為さないけど4つ集まると1つの言葉になる感じ。

例えば・・・柴犬とか! 「し ば い ぬ」

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凛々しい・・

 

4つの文字がまとまると、急に意味がある言葉になりますよね。

これは音楽も同じなのです。

ただ音楽はもっともっと抽象的なので、自由に自分のイメージと結びつけていいのです。

なぜいま「柴犬」を選んだかというと、個人的に好きなのと、可愛いのと、柴犬が次々と現れたら楽しい曲のイメージで弾けるな♪と思ったからです。

 

でもやっちゃいけないことが1つ。

「音楽なんて自由なんだからどうやったっていいだろう!」と、「ドミソミ」のかたまりを「ドミ」と「ソミ」とかに勝手に分けるのは違います。

よく指の弾きやすさ優先で、勝手に区切ってしまうことが多いのですが、それだと意味のない演奏になるので気をつけましょう。

 

さて、この【赤丸ドソミソ】追いかけっこのような形になっています。

左手から右手へ〜そしてまた左〜右〜左〜

 

ドミソミが次々とあふれ出てくるようで楽しい曲です。
柴犬ぴょんぴょん

 

さて、3段目。

この3段目の2小節目から3小節目にかけては大事なところです。

よく3小節目の最初の音の「レ」が、大きくなることがあるのですが、このレは前の音の「ド」とつながっているので、「すっ・・」と優しく入ってくださいね。

 

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ドから受け取ったレを優しく入ることができたら、次の「レミファソファミレド」が自然な山を描いて弾くことができます。

 

レを、「がんっ」って弾いたら山はできません。

 

 


バイエル22番(♩=88 & ♩=108 )

 

 

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バイエル21番(左手に伴奏の王道登場!)

こんにちは〜

溶接マスクの溶子先生です

 

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ささ、21番。

きれいな曲なので個人的に好きな曲です。

 

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 赤い線で囲まれた、左手。

これはもう伴奏形の定番中の定番です。王様。

「ドソミソ弾けなかったらこれから先何もできない」と言っても過言ではないくらい果てしない頻度で出てきます。

 

で、この王様の【ドソミソ】は

強拍弱拍・中強拍・弱拍という拍の強弱の定型に見事当てはまります。

 

6番の時にちょっとお話しています。

yoko-bayer.hatenablog.jp

 

弾き方については17番です

 

yoko-bayer.hatenablog.jp

 

左手の弾き方については6番と17番の説明でほぼ終わりです。

 

さて、私のこの曲の個人的な「萌ポイント」といういう箇所がありまして、それがこの3・4小節目であります。

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青点線の丸の音(大事な音)だけを拾うと

ふぁーふぁーみーれーとメロディーみたくなります。

 

昔、男の子の生徒が

「隠れメロディーだな!」と命名したことがあります。

いい表現だと思います。

 

そしてこの

左手ふぁーふぁーみーれーに対し、

右手レーレーソーファーの美しいこと!

 

特にこのピンクのビームみたいな線で結んだ音同士のハーモニーは「じぃん・・」とします。

 

そして3段目、

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1回目と2回目は似ています。

1回目でちょっと高まって、さらにくり返された2回目でもっと高まったピークで、私の好きなハーモニーが登場してそれはそれは自然に4段目に「すっ」と入るところがとても好きなんです。

 

なんてきれいなんだろうと思います。

 

私はこんな小さなことで感動できるので、バイエルをやっていた時につまらないと感じたことはありません。全て楽しく弾いていました。

 
 


バイエル21番(♩=88 & ♩=108 )

  

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