こんにちはー
溶接マスクの溶子先生です。
今日は「やっと両手が出てきたのにまた右手だけになった」という曲からです。
では早速
今日はまた右手からです。
楽譜をよく見るとこのようにThema(主題)とかvar.1とか書いてありますね。
これはどういうことかというと、実はこの練習曲の形式は「変奏曲」という形式になっています。
Thema(主題)はテーマと言います。このテーマが曲の核となって、次々と変奏されていきます。この曲の場合は全て8小節構成になっていて、メインの音がこうなっています。
var.1はvariationの略です。これはvar.1~var.11まであって、実はここまでで1曲なんですね。
正直、ここまでの話はわからなくても曲は弾けますが、仕組みをわかっておくと頭の中で整理がして弾きやすくなります。「お。主役の音あるある」と親近感持ったり。
では最初のテーマ(Theme)です。
全部全音符で4拍ずつ伸ばすだけなのでそんなに難しくないです。
下の方に「先生」と書いてあるのは、この部分は先生が一緒に生徒さんと弾くパートです。
先生パートも動画に入れておきますので、良かったら合わせて弾いてみてください。
メトロノームに合わせるのが苦手な方などに有効です。
これは難しくはないのですが、簡単な時こそ手や指の形に気を配ってやって下さい。
手が潰れやすいので気をつけて下さいネ。
では次var.1
ここから超絶重要なスラーが出てきます。
スラーというのは「なめらかに」という意味で、ドとレの間に音の隙間ができないように弾きます。イメージとしてはスラーでまとまっている音は一つの言葉として捉えるといいかと思います。例えば「犬」とか「猫」とか。犬も猫も「いっぬ」とか「ね こ」とか間が空くと変ですよね。
では他の曲もスラーに気をつけながら弾いてみて下さい。
おそらく4番のリズムで「むむっ・・」となる方がいるかと思いますが、そこは頑張って何回も練習してみましょう。